遺品整理・生前整理特集企画

遺品整理士という資格について

2018.12.27記

遺品整理士とは一般社団法人遺品整理士協会様が認定を行っている、遺品整理の取り扱い手順や遺品整理に関わる法規制等の知識を、正しく身に付けている者となります。

 

遺品整理協会様が『遺品整理士の活動』というものをまとめていますので、ご紹介いたします。

以下、遺品整理士認定協会様のHPよりの抜粋です。

 

 

1.残された想いを、ご遺族へ

高齢者の孤立死などの問題により、高まる需要に対応していく”遺品整理業”を十分に理解し、さらに”供養” に対する認識を持ち、想いのこもる品々を取り扱える専門家としての活動を行っていきます。

 

2.正しい知識・正しい対応

廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する各法規制を学び、遺品整理業特有の事項に対して正しい知識を持ち、それにともなった正しい処理を行うことを目的とします。

 

3.実務の流れ

実際に行われた業務の事例より、実務に向けた心構えや留意点を理解することで、より円滑に作業を行うことが可能となります。

 

4.遺品整理業界の健全化

「遺品整理士」の資格認定により、遺品整理業に一定のガイドラインを定め、その中で各種関連法令を遵守する必要性の指導に努めることで、遺品整理業界の健全化をはかります。

 

5.行政の働きかけ

これから、「遺品整理士」の資格を持っている人に、行政が優先的に仕事を発注するように、全国で働きかけがはじまっております。全国で問題になっている高額請求や不法投棄などの撲滅のため、「遺品整理士」の活動がはじまっております。

 

 

では、国家資格ではない遺品整理という資格、実際のところはどうなの??という話ですが、

 

○ただ認定を出しているだけではないか!?

○誰でも簡単に取れる資格なんじゃないか!?

 

などなど、いろいろなことが囁かれていますが、

ズバリ、特別協賛企業にもなっている遺品整理業者として、遺品整理士の資格と遺品整理士認定協会様に対しての率直な見解をお話しします。

 

 

まずは遺品整理士の資格取得についてですが、まじめに23日学習し、あとは試験の料金をお支払いして合格すれば取得できるのは事実で、すべての資格取得者が知識的にも実務レベルも高いレベルに居るとは全く言えないのはそうだと思います。

これはどこの業界でもあることなので、依頼者様本人が本当に良いと思う業者の選定を行うしかないというのが本音です。

金額だけでは判断してはいけないですし、企業としての大きさだけでもないかもしれません。

少しだけヒントになることがあるとすれば、ほとんどの従業員の顔が掲載されている業者は遺品整理業者としては、第一段階としてまずは信頼してみて良いのではないでしょうか!?

 

遺品整理士認定協会様については、決してただ単純に資格取得者を量産しているだけではなく、定期的に座学研修、現場研修と、現役で活躍されている優良企業のスタッフも学びの多い素晴らしい内容を提供していただいていると思います。

特に現場研修は実際に遺品整理士認定協会様が推薦する実績ある企業様の整理現場に同行でき様々なことを実戦に沿って学べます。

定期的に会員同士の交流会なども開催していますし、日ごろからマメに連絡や依頼者の紹介もしていただけたりと、業界を健全にしていこうという想いと、会員企業を成長させていこうという想いをすごく感じます。

 

 

まとめになりますが、遺品整理士という資格を持っていれば“プロフェッショナル”という断定的な考えが危険であるということは事実です。

ですが、同時に日々知識や実務レベルを上げるための努力をしている遺品整理士はたくさんいるということです。

 

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